
では、625mm、400V、2000Wのハロゲンランプについて話しましょう。
このランプを作ったのは、強力な赤外線熱を発生させるためです。2000Wの出力を625mmという短い距離で得るということは、巨大な熱エネルギーを扱っていることになります。そのため、大型で重い配線を使わないように、400Vの仕様にしました。これにより、大規模な加熱装置を設置しても、占めるスペースを最小限に抑えることができます。
電気的な側面
400Vという仕様は、工場環境において非常に便利です。電圧を上げることで、電流を減らすことができます。その結果、長い距離にわたってケーブルを敷設しても、電圧降下が起こらず、安定した熱が得られます。ただし、このランプは敏感なので、電源の不安定さがあると、本来よりも早く壊れてしまいます。そのため、電圧の急変を防ぐための専用のレギュレーターを使用する必要があります。
ガラス内部の構造
ランプの外殻には高純度の石英が使われており、これによってタングステンフィラメントが保護されます。内部にはハロゲンガスが含まれており、フィラメントが蒸発し始めると、そのガスがタングステンを再びフィラメント上に押し戻します。これにより、フィラメントが細くなるのを防ぎ、ランプの寿命が延び、光の質も安定します。ほとんどの場合、R7やそれに類する高耐久性のコンセントが使用されます。取り付けは簡単ですが、接続部がしっかりしているか確認してください。接続部が緩むと、端子が過熱し、問題が起こります。
利点と欠点
このシステムは、短波長の赤外線を出力するのに最適です。PETの成形やプラスチックの硬化処理には、即座に高温が得られます。しかし、その強力なパワーには制約があります。石英は非常に熱くなります。湿った布で触ったり、冷水をかけたりすると、すぐに割れてしまいます。また、ファンも忘れてはいけません。筐体周辺に十分な空気の流れがある必要があります。そうでないと、ソケットが溶けてしまいます。